しばログ~量産品クロス・1000番台クロスの違い

皆さんこんにちは。

前回、フランクロイドライトの生い立ちをブログに書かせて頂き次回は自由学園と予告したのですが、

オネストで壁紙の選定する機会を頂いて、先にクロスについてお話ししようと思います。

新築もリフォームも手軽に身近に感じる内装はクロスではないでしょうか。

 

量産品クロス・1000番台クロスの違い


量産品クロスと1000番台クロスの違いは、価格と質と、機能と種類の豊富さです。

量産品クロスは価格帯が安く、柄やカラーが少なくシンプルで分厚く施工しやすいのが特徴です。 

なので、賃貸や建売など価格を抑えた物件に多く見られます。

 

1000番台クロスは柄や質や機能性が優れたもの、消臭・抗菌・マイナスイオン・防汚加工・アレルギー抑制などのクロスがあります。

柄の豊富さは果てしなく、カタログを見ていると何時間でもたってしまう!オネストの小浜社長がどっぷりはまる程。

1000番台クロスはそれほど各メーカーが沢山の種類を出しています。

 

 

 

量産品クロス・1000番台クロスの価格帯


 

量産品クロスは1㎡で単価で650円~800円程度。

六畳4面を25㎡として、1万5千円~2万円程度です。

 

1000番台は900円~1100円/程度。

六畳4面を25㎡として、2万3千円~3万円程度です。

 

量産品クロス・1000番台クロスの質の違い


量産品のクロスは厚手で施工しやすさが特徴です。

ただ柄やパターンが少ないので、単調になります。

1000番台のクロスは薄いものや柄パターンもあるので、施工が難しいクロスが多いです。

薄いクロスは下地がきれいに施工できていないとクロスを張った時に、でこぼこ出てきてしまいます。

補正できる場合もあれば、下地からやり直しになる現場泣かせのクロスも多々。。

商品によって、高級感も質も違うので上手に使えればすごくいいのですが、やみくもに1000番台を使えばかっこよくなる訳でもなく、単純な白のクロスで、凹凸も似ている量産品と1000番台とでは大差ないものもあるので、使い方は要所要所で使うというコツも必要です。

 

 

クロス仕上げのチェック


オネストでは、内装が終わった時点で工務が厳しい目でチェックを行います。

先日、クロスチェックに同行しました。

before

after

 

ちょっと写真だと違いが分からないかもしれません。。

 

before

after

クロスの傷やでこぼこや汚れを厳しくチェックしていき、クロス屋さんに直して頂きます。

ここまで厳しい?!というぐらい触った感じまで確認する工務のプロの目は信頼できる仕事ぶりです。

お客様にきれいな状態、完璧な施工でお渡ししたいという気持ちが最後の最後まで現れているのです。

 

今回の物件を担当して下さったクロス職人のKさんは、仕上げがとても綺麗だと施工管理からも評判で、

うちの小浜社長は「数少ない仕事ができる職方さんの一人」と言わしめた程。

結局はひとは行うものだから熱量を帯びて魂が宿った仕事かどうかは、教育だけではどうにもならないと。

 

自分の仕事のあとに必ず自分の目で確かめて完了前にチェックしていて、引き上げ前に声をかけてもらってます。

 

こういった職人の方々、施工管理の思いを無駄にしないためにも、まずそのクロスの組み合わせがいいのか、

テイストに合っているのか。そのチョイスで素晴らしいものにも変われば、最高の出来に。

 

いい施工が出来ていても、その部分がすべてにおいてちぐはぐでないか。

責任重大ですね。

 

ブログ内でまた色やテイストについて、お話しできる機会があれば!

ではまた次回にお会いしましょう。

 

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