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【24時間換気】第1種換気と第3種換気の違いはなに?

家づくりノウハウ
公開日:2023.10.30
最終更新日:2024.02.01
オネストアーク株式会社の家づくり写真
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家づくりノウハウ
公開日:2023.10.30
最終更新日:2024.02.01

【24時間換気】第1種換気と第3種換気の違いはなに?

換気コラム

目 次

みなさんこんにちは!

突然ですが、【換気】という言葉を聞くと、何を思い浮かべるでしょうか。
例えば、『窓を全開にする!』であったり、『換気扇を回して空気を入れ替える!』であったりを思い浮かべると思います。

実は、2003年からすべての住宅24時間換気システムを設置することが義務化されました。
今回のコラムでは、意外と知らない換気のあれこれをご紹介します!

換気の必要性

そもそも、なぜ24時間換気システム設置が義務化されたのでしょうか。

元々日本の住宅は気密性がとても低かったのですが、暑さや寒さが年々厳しくなる中でその対策として住宅が段々と高気密化・高断熱化していきました。

一方、換気に関しては整備が十分でなく、『シックハウス症候群』という、建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染や、高い湿度による細菌やダニ・カビの繁殖、そしてそれによる健康影響が懸念されるようになりました。

こういった背景があり、2003年の建築基準法改正では24時間換気システムの設置が義務化されたのです。
住宅の場合、換気回数0.5回/h以上の機械換気設備(いわゆる24時間換気システムなど)の設置が必要となりました。
 ※換気回数0.5回/hとは、1時間当たりに部屋の空気の半分が入れ替わることをいいます。 

換気の種類

換気システムと言っても、住宅に多く使われる換気システムは大きく分けて2種類あります。

第1種換気

オネストアーク株式会社の家づくり写真

メリット①熱交換があると冷暖房費節約になる

熱交換換気とは、屋外に排出する空気(排気)から熱を回収し、新鮮な外気を室内に取り入れる(給気)時に、その熱を再利用する換気方法のことを言います。

例えば、熱交換率が90%の時、外気温35℃ / 室内温度25℃ だとすると、給気される空気は26℃まで熱交換されて室内に入ってくるため、外の熱い空気は室内に入らず、涼しい空気が取り入れられます。

そのため、換気システムと別で冷暖房を使用しなくとも、換気の力だけで快適な室温を保つことができ、ランニングコストの節約につながります。

メリット②安定的かつ効率的な換気

第1種換気では、給気・排気ともに機械で行います。そのため外気に左右されることなく、安定して空気の給排気を行い、かつ効率的に室内の空気を入れ替えることができます。

___________________________________________________________________

デメリット①導入コストが高い

第3種換気が排気のみを機械で行うのに対して、第1種の熱交換換気は給気・排気ともに機械で行うため、その分本体や設置のための工事費用がかかります。

また、換気だけを見て第3種換気と比較すると、電気代が高くなります。第3種換気は自然給気のため機械の台数が第1種換気の半分で済むからです。
(※熱交換の場合は冷暖房費節約になるため、トータルコストでは第1種換気の方がお得になることが多いです)

デメリット②住宅の性能によっては効果を発揮しきれないことも

換気がうまく機能するためには、大前提として高気密住宅でなければなりません。
低気密だと家じゅうに隙間があるため、そこから空気が外へ逃げてしまうと同時に、外の空気も勝手に入ってきてしまいます。

少なくとも、気密性能を示すC値が1.0を下回る住宅でないと、効果を発揮しきることができません。
 >>C値について詳しくはこちら https://www.honestarch.com/columns/5460


第3種換気

オネストアーク株式会社の家づくり写真

メリット①導入コストを抑えることができる

第3種換気は排気のみ機械で行い、外気は自然給気で取り入れます。そのため機械の数が第1種換気の半分になりその分コストも抑えられます。

また、換気だけで比較すると、第1種換気に比べて電気代も抑えることができます。

メリット②室内が負圧状態になるため、 他の部屋等への汚染空気の漏れを防止できる

機械の換気扇により、室内空気を強制的に外に出しているため、常に室内が負圧状態になっています。そのため、他の部屋へ空気が逃げにくくなっています。例えばトイレ・浴室など湿気やにおいが気になるお部屋の時に、第3種換気は有効的です。

また、壁の中に室内の空気が入りにくく、壁体内結露(壁の中に湿気が入り込み壁の中で結露すること)も発生しにくいため、木材の腐食やカビの発生を防ぐことができます。

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デメリット①冷気が直接入るため寒冷地には向いていない

第3種換気は外の自然な空気が給気されるため、自然な空気を取り入れたい方にはおすすめです。

一方、特に寒冷地の冬は外気が0℃未満の日も多く、その空気を室内に入れると、非常に寒さが増します。
そのため冬の暖房費が跳ね上がる可能性もあります。

デメリット②トータルコストが高くつく可能性がある

第3種換気には熱交換機能がないため、換気とは別に冷暖房を付ける必要があります。
外気の暑い・寒い空気がそのまま室内に入ってくるため、常に冷暖房を付けないと快適に過ごせないような日もあるかもしれません。導入コストは抑えられても、冷暖房費も含めたトータルコストで比べると、第3種換気の方が高くつく可能性もあります。


選ぶポイント

家づくりで重要視しているところはどこか

例えば、寒冷地に住んでいるので熱交換器が使える第1種換気を導入したい!であったり、家づくりでは初期コストを抑えたいから第3種換気にしたい!であったり、住まわれるご家族様で話し合い、どちらの換気システムの方が私たちの生活に向いているのかを考えて選択していただけるのが良いかと思います。

他にも、小さいお子様のために、機械的な空気より自然な空気を求める方もいれば、掃除のしやすさでご判断される方もいます。

稼働音の大きさで比較

一般的に、第1種換気の方が第3種換気に比べて機械の数が増えるため、機械音が気になる可能性が高まります。
どのくらいの音がするのかはメーカーや機種によって様々ですので、一度実際のものを見て比べるのが良いと思います。

まとめ

長くなってしまいましたが、第1種換気と第3種換気の違いについてお話させていただきました!

どちらの換気システムにもメリット・デメリットがありますので、ぜひ皆さまの思い描くライフスタイルに合わせたご選択をしていただくのが良いかと思います。

オネストアークの新築住宅で導入する換気システムも、第1種・第3種半々くらいです👀

『この換気について詳しく知りたい!』などがあれば、ぜひお問い合わせください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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