みなさんこんにちは!
住宅を購入するにあたって、一番悩むポイントである『住宅価格』。
一生に一度の大きな買い物ですから、やっぱり後悔したくありませんよね。
今回は、住宅の本当の価格とは何かをお伝えします!
住宅を購入するにあたって、一番悩むポイントである『住宅価格』。
一生に一度の大きな買い物ですから、やっぱり後悔したくありませんよね。
今回は、住宅の本当の価格とは何かをお伝えします!
住宅の価格≠建築費(イニシャルコスト)
価格の違う2つの住宅があります。
この2,500万円と2,800万円というのは、建築費といい、建物そのものにかかった金額(イニシャルコスト)のことです。見た目もほとんど変わらないなら、安いほうの住宅が魅力的に思えますよね。
しかし、住宅は建てて終わりではありません。
暮らしていく中でかかる費用のことも考える必要があります。
例えば光熱費。ここ数か月の間、電気料金の高騰を肌で実感している方も多いのではないでしょうか?
さらに、多くの方が住宅購入時に利用するのが『住宅ローン』です。
実は住宅ローンの上手な返済方法を知るだけでお得になることも!
暮らしていく中でかかる費用のことも考える必要があります。
例えば光熱費。ここ数か月の間、電気料金の高騰を肌で実感している方も多いのではないでしょうか?
さらに、多くの方が住宅購入時に利用するのが『住宅ローン』です。
実は住宅ローンの上手な返済方法を知るだけでお得になることも!
イニシャルコストだけの単純判断はNG
住宅購入は、建築にかかるイニシャルコストが数千万円もする大きな買い物ではありますが、暮らし始めてからの費用はその数倍かかることをご存じでしょうか。
住宅購入時はイニシャルコストに目が行きがちですが、表に出ていないランニングコストも重要になります。
ランニングコストとは、光熱費や住宅のメンテナンス費用などのランニング費用、金利負担や補助金など、家を維持するお金を指します。
イニシャルコストである建築費を何十万、何百万と値引きしてもらっても、その後のランニングコストが多くかかってしまうのでは意味がありません。
この図で見ても[建築費は安いが性能が低い住宅]では、性能の低さから光熱費が増えたり、定期的なメンテナンス費用もかさんでしまったり、免税などが受けられず多くの諸経費を払わなくてはならなかったりしています。
一方、[高性能住宅]では、イニシャルコストが多くかかるものの、その分光熱費やメンテナンス費が抑えられています。高性能住宅に認定されると受けられる補助金や免税などのおかげで、諸経費も少なく済み、トータルコストで比較すると高性能住宅の方がお得になっています。
実際に比較した表を見てみましょう。
一般の住宅と高性能住宅で、建築費に300万円の差があった場合、長期的にみてどのような変化があるか比較した表です。
イニシャルコストである建築費が、一般の住宅より高性能住宅の方が300万円高く、
ランニングコストである月間の光熱費は高性能住宅のほうがおよそ1万円ほど安いと仮定します。
それ以外の条件に違いはありません。
40年間で比較すると、高性能住宅のほうが総コストが46万円安く収まることがわかります。
40年間で比較すると、高性能住宅のほうが総コストが46万円安く収まることがわかります。
性能の低い住宅はイニシャルコストを安く抑えられても光熱費が多くかかってしまうので、このような結果になってしまうのです。
ここで大切なのは、『高性能住宅の方が40年間で46万円コストが抑えられる』ということではなく、『40年、あるいはそれ以上住み続けるとしたらどちらが良いか』ということです。
初期費用は安く済んでも、長い年月の間、夏は暑く冬は寒い住宅で過ごすのか。
初期費用は高くついても、外気に影響されない、ずっと快適な暮らしができるのか。
今は良くても、自分たちが年を重ねていく中で寒暖差のある家に耐えられるのか、ぜひ考えて自分たちの理想とする住宅購入を行ってほしいと思います。
ここで大切なのは、『高性能住宅の方が40年間で46万円コストが抑えられる』ということではなく、『40年、あるいはそれ以上住み続けるとしたらどちらが良いか』ということです。
初期費用は安く済んでも、長い年月の間、夏は暑く冬は寒い住宅で過ごすのか。
初期費用は高くついても、外気に影響されない、ずっと快適な暮らしができるのか。
今は良くても、自分たちが年を重ねていく中で寒暖差のある家に耐えられるのか、ぜひ考えて自分たちの理想とする住宅購入を行ってほしいと思います。
メンテナンス費用も必ずかかる
高性能で光熱費を抑えられても、頻繁にメンテナンスが必要となる家では家計の負担も大きくなってしまいます。
そこで、メンテナンス費用を抑えるコツをいくつかご紹介します!
例えば、長年雨風にさらされる外壁は劣化もしやすくなりますが、5年ほどで塗り替えが必要なものから20年ほどで塗り替えればよいものなど、使う材料によってメンテナンスの頻度が大きく異なります。
つまり、劣化しやすい材料を使うとメンテナンス費用が余計にかかってしまうのです。
つまり、劣化しやすい材料を使うとメンテナンス費用が余計にかかってしまうのです。
そして、人と同じようにお家の病気にもお金がかかることも忘れてはいけません。
住宅の病気=住む人の病気にも繋がりかねないので早急に対処することが必要になります。
防水施工がきちんとできていないと雨漏れの修繕が必要になってしまったり、使う材料によっては壁体内結露(室内の暖かい空気が壁(断熱材)の内部に侵入し、発生する結露)の補修が必要になってしまったりと、修繕・改修のための費用がかかってしまいます。
ここでも、イニシャルコストだけで考えるのではなく、長期的な目で材料を選ぶことが大切になります。
ここでも、イニシャルコストだけで考えるのではなく、長期的な目で材料を選ぶことが大切になります。
まとめ
住宅を購入するときには、物件価格(建築費)だけでなく光熱費などのランニングコストも加味した「トータルコスト」で考えることが、長期的にみたときの支出を少なくするために重要なことだとお分かりいただけたかと思います。
光熱費を抑えられる性能を重視することはもちろん、建築時の費用やデザインだけではなく、メンテナンスのことまで考慮して材料を検討したり、メンテナンスが必要とならないような施工を行っている住宅会社を選び、トータルコストを抑えるようにしましょう!
???になっているローン利息については、また別のコラムでご紹介しますね!
では次回の更新をお楽しみに✋
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では次回の更新をお楽しみに✋