トベログ。2.基礎防水~実は重要!!基礎工事の打継止水処理~

こんにちは!
現場監督のトベです。
最近、暖かい日が増えてきて気持ちがいいですね。
現場近くの梅の花(?)が綺麗に咲いていたので思わずカメラを向けました^^
真夏生まれの私は寒いのが極度に苦手なので、春の訪れが大変に嬉しいです。笑
さて、今回は基礎工事の防水の大切さについて簡単にお話ししたいと思います。
いきなりですが、皆様は木造住宅のベタ基礎の施工方法はご存じでしょうか。
まずは大まかな流れを説明します。
遣方→根切→捨てコン→鉄筋組み→耐圧盤コンクリート打設→型枠組立→立上り打設というのが
今の木造住宅基礎工事の一般的な手順です。
この記事では詳しい施工内容は割愛させていただきますが
耐圧盤生コン打設後に立上りの型枠を組み立てて、そこに生コンを流し込むので
どうしてもこのような打継部が出来てしまいます。
これは工事の過程によるもので瑕疵ではありませんが、ここから水やシロアリの侵入する原因となることがあります。
雨が降った後など、気づけば床下がプール状態に・・・という事態に陥ることも。
その対策としてはこの打継部分に止水材を塗布したり、
そもそも打継部分をなくす耐圧盤と立上りが一体型の工法があったりするのですが
(↑こちらの一体型は施工費も高額でしっかりとした技術を持っている基礎屋さんがとても少ない)
なんと実際のところ、打継処理(止水処理)をおこなっている建築会社はあまり存在しません。
が、しかし、ご安心ください!
オネストアークでは成瀬化学の『ナルストップ』というコーキングタイプの
アスファルト系止水材を立上り打設前に塗布しています。
又、耐震性についてもきちんとした打継処理がされていれば一体型の基礎と強度は同等という研究結果も出ていますので
その点についてもご安心いただけるかと思います。
型枠中央の黒いものがナルストップです。
これで打継部をガッチリと固定して隙間を埋めて水やシロアリの侵入を防いでいます。
※あまりナルストップについて記載しすぎて成瀬化学の回し者か?という不信感が生まれても
アレですので、製品に対する詳しい情報検索はお任せいたします!!!
基礎工事について重要視される方は少ないのですが基礎はお家を支えている大変に重要な部分です。
高気密・高断熱住宅の普及が進む昨今だからこそ、施工会社の防水意識の高さにも注目すべきだと私は思います。
街中の新築現場を覗いてみると新たな発見があるかもしれませんね♬
そして、こちらの現場はついに今週に上棟予定です!!
道行く方々によく「あっという間に建つね~」と話しかけられます。
本当にこの間始まったと思えば、あっという間に終わっていきます・・・
ところで、普段から道を聞かれたり、迷子にお母さんがいないと泣かれたりするのですが
話しかけやすそうな顔でもしているのでしょうか。笑
とはいえ人とお話しするのは大好きなので
皆様もオネストアークの現場で私を発見したら「トベちゃん!」とお気軽にお声を掛けていただければと思います。
それでは、また!
