シバログ。~平屋完成!~

こんにちは。
オネストアークの設計の芝本です。
前回、ご紹介した平屋建ての新築一軒家が完成しました!
外観(外構前)
退職後のご夫婦と息子さんの三人のご家族のお家で平屋のコンパクトなおうちなので
段差のすくない広く見えるおうちとなるように設計をしました。
玄関に入ると右と左にアプローチできるようにしました。
右手のアプローチはリビングへ、左のアプローチはダイニングにつながります。
ご近所付き合いのあるとても感じの良い施主様が右のアプローチで腰かけてご近所さんとお話しできるスペースをコンパクトに設けて、
左側にはシューズクローゼットのあるアプローチからキッチンダイニングへ。
前回、施工途中だったグラフテクトのキッチンです。こちらも料理の好きな施主の奥様とショールームにて色や使い勝手いい高さなどを話して決まったので、私も図面を書きながら、照れ屋でも奥様思いの優しい旦那様とご一緒にここに立ってほしいなと想像していました。
角の照明は奥行きが出て空間の広がりを持たせてくれます。この部分は外構から三角に見える部分で無駄なデザインのように感じるかもしれませんが、この部分がなければ、視覚的にももっと狭く感じると思います。
庭いじりの好きな旦那様と人当たりの良い柔らかい雰囲気の奥様が老後をゆっくり過ごせていける、これからも続いていく、そんなおうちになるといいなという想いを込めています。
ダイニングにあるTVボードと浴室・脱衣室と二つのお部屋です。
外構ができて夜のライトです。
こちらの物件は自社物件になり、私がオネストに入社して初めての設計になります。
施主様と打ち合わせを重ね、何度も何度もプランを書き直し、(代表の小浜に何度も何度もダメ出しされ笑)やっと出来たプランを何十時間での実施設計(実際に建てるための設計図です)も乗り越え、確認申請をして(建物を建てるための審査です)平屋でしたが、私にとっては苦労と想いの詰まった設計になりました。
営業が「家づくり勉強会」を準備し、お客様をつないでくれ、
設計においては構造設計担当の方、空調設備計画の方、
出来た設計図を工務がきちんと施工監理をしてくれて、
大工さんの素晴らしい腕と、電気・水道の設備の方々が私の我儘も聞いてくれての、
オネストアークに関わるすべての皆さんで作り上げたおうちなのです。
三月に入社し、この施主様に初めてお会いしたのは、春の勉強会で私がはじめてお話ししたお客様で、プラン・設計を通して、私のことを信頼してくださり素敵な出会いに本当に感謝しています。
そんなオネストアークの設計部の第一号の物件になったこの建物が出来たきっかけで、何度もダメ出し下さった(笑)代表の「小浜貴士」について少しお話させてください。
オネストアーク代表 小浜貴士
私が設計部創設で入社したのは、この小浜貴士という人物にとても共感したというところからです。私はもともと大規模の特殊建築物などのゼネコン関連の設計だったのですが、代表の小浜が私に設計をさせてくれると言うのは、
私のことを「建築大好きっこだからだ」とおっしゃってくれるからです。
確かに大好きっこではありますが、前々職でアトリエの設計事務所での経験は少なく、木造住宅というのはとても難しいものでした。
でも図面を描くというのはすごく好きでなくては乗り越えられない壁が何度もあります。それはどの構造でもどの建築物でも同じで、今までの経験が点が糸となり線で結ばれ、物となった瞬間でした。
そんな貴重な経験をさせてくれるこの人物を私が入社してから10か月で思うのは、
「カッコいい建物をつくる」のではなく「面白い人たちと一緒にやることを後押しする建築家」
だと思います。いいと思ったものは固定観念にとらわれることなく採用し、誰に対しても相手の考えを尊重している。何においても楽しんで仕事をしている、そんな印象があります。
勿論、仕事でぶつかり合うこともあります。でもそれはお互いに仕事に真剣だから。
最終的な目標はお客様にいいものを出せるように真剣だから、ゴールは同じなのです。
そんな代表に、私が積み上げてきた設計としての経験とまたその経験を重ねさせてくれた偉大な設計先輩方の努力を背負って、
その将来を託していきたいと思って、入社して一年弱。
今オネストで設計部創設し第一号の物件が完成したのです。
一通りの仕事を通して代表の仕事ぶりや考え方、人への対応をみて
ああ、小浜貴士という人と出会えてよかった。私がオネストに惹かれたのは間違いではなかった。
と確信できました。
同じように背中で見せる設計になれるよう切磋琢磨し、営業・設計・工務・不動産・事務がお互いを信頼し、尊重し、同じゴールに向かっていけるように成長し、オネストからお客様へ、お客様から地域へ、ましては地域から世界へ、広がって、、、なんて笑
まだまだスタートラインに立ったばかりですが、あとは日々邁進!
これからも設計として頑張っていきますのでよろしくお願いします。
